弁護士法人マーシャルアーツから督促が来た時の対処法

突然「弁護士法人マーシャルアーツ」って名前の法律事務所から督促状が届いていませんか?

弁護士事務所からの連絡ってめちゃくちゃ焦りますよね。

私も最初は「え、こんな弁護士事務所知らないんだけど…詐欺?」って思いました。

でも調べてみたら、ちゃんと実在する弁護士事務所で、色々な会社から借金や未払い金の回収を頼まれてるんです。

マーシャルアーツがどんな債権を回収してるのか、なんで自分に督促が来たのか、そしてどう対処すればいいのかをまとめてみました。

弁護士法人マーシャルアーツとは?

弁護士法人マーシャルアーツは、東京の赤坂にある本物の弁護士事務所です。

闘う弁護士集団」っていうちょっと物騒な名前を掲げてて、特に借金や未払い金の回収に力を入れてます。

普通の弁護士事務所だと、少額の回収は「費用の方が高くつくから」って断られることが多いんですが、マーシャルアーツは少額でもガンガン引き受けるのが特徴。

しかも訴訟も躊躇しないって公言してるので、他の債権者より早く裁判に持ち込まれる可能性があります。

どんな債権を回収してるの?

マーシャルアーツが扱ってる債権は本当に幅広いです。
主なものを紹介していきますね。

1. ネット通販の後払い(これが一番多い)

一番多いのが、ZOZOとかネット通販で使った後払いの未払いです。

公式サイトを見ると、こんな後払いサービスの回収を請け負ってます。

会社名 サービス名 よくある使い道
GMOペイメントサービス GMO後払い
ZOZOTOWNツケ払い
あと払い(Pay ID)
アトカラ
ZOZOでの買い物
色んな通販サイト
化粧品や健康食品の定期購入
GMOペイメントゲートウェイ こんど払い byGMO 通販サイト全般
ネットプロテクションズ NP後払い
atone(アトネ)
ゆっくり払い
一番有名な後払いサービス
スマホアプリで使える後払い

後払いって便利なんですけど、請求書が来るのが商品到着から1〜2週間後だったりするので、うっかり忘れちゃうんですよね。

特にZOZOのツケ払いは支払い期限が2ヶ月後だから、「まだ大丈夫」って思ってるうちに期限が過ぎてたりします。

仕組みはこんな感じです。

あなたが通販で後払いを選ぶと、GMOとかの会社が先にお店に代金を払ってくれます。

で、あなたはその会社に後で払う。

でも払わないと、その会社がマーシャルアーツに「回収お願い」って頼むわけです。

だから「ZOZOで買い物したのに、なんでマーシャルアーツから請求来るの?」ってなるんですね。

2. 携帯電話の料金

意外と多いのが携帯料金の未払いです。

特にドコモの料金回収をやってるのは確認できました。

Yahoo!知恵袋とかに「マーシャルアーツからドコモの料金の督促が来た」って質問がいくつもあります。

携帯って解約した後も最後の月の料金が残ってたり、解約金が未払いだったりすることがあるんですよね。

口座振替の設定ミスで引き落とせなくて、そのまま放置しちゃってるパターンも多いみたいです。

3. 家賃の滞納

マーシャルアーツは家賃の回収にもかなり力を入れてます。

公式サイトに専用ページまであって、不動産オーナーからの依頼を積極的に受け付けてるんです。

扱ってるのはこんな感じの債権です。

  • マンションやアパートの家賃
  • 事務所や店舗の賃料
  • 駐車場代

しかも、たった2ヶ月の滞納でも建物明渡しの依頼を受けるって書いてあります。

普通はもうちょっと猶予くれそうなもんですけど、マーシャルアーツは「オーナーの損失を最小限に」ってスタンスなので、対応が早いんです。

本人にお金がなくても、連帯保証人に請求するとか、とにかく徹底的に回収しようとします。

4. クレジットカードやローン

クレカの未払いとか、カードローンの滞納も扱ってます。

  • クレジットカードの利用代金(リボ払いとか分割払いも)
  • 消費者金融のカードローン
  • 銀行のカードローン
  • 自動車ローンとか教育ローンとか
金融機関が自分たちで督促してもダメだった時に、弁護士に頼むパターンですね。

5. その他なんでも

上に挙げた以外でも、本当に色んな債権を扱ってます。

  • 商品やサービスの代金
  • 会員サービスの会費
  • 定期購読料

マーシャルアーツの一番の特徴は、他の弁護士が「少額すぎて割に合わない」って断るような案件でも引き受けることです。

着手金なしでやってくれることもあるらしいので、債権者からしたら使いやすいんでしょうね。

なんで直接使ってない会社から請求が来るの?

マーシャルアーツなんて弁護士事務所は知らないんだけど!」って思いますよね。

でもこれ、債権回収の仕組みを知れば納得できます。

流れはこうです。

  • あなたが通販とか携帯とか、何かのサービスを使う
  • 料金を払わない
  • サービス提供会社(または後払い会社)が督促する
  • それでも払わない
  • その会社がマーシャルアーツに「回収よろしく」って頼む
  • マーシャルアーツから督促が来る
つまり、元々の債権がマーシャルアーツに移ってるんです。
だから知らない名前から請求が来るんですね。

「心当たりがない」って思うケース、実は…

督促状見て「全然心当たりない!」って思っても、よくよく考えたら「あ、これか…」ってなることが多いです。

公式サイトにも「よくある勘違い」が載ってます。

支払方法を間違えてた:クレカで払ったつもりが後払いになってた。カードの残高不足で決済できなくて、自動的に後払いに切り替わってた。

定期購入を解約したつもりだった:化粧品とかサプリの定期購入、解約フォーム送っただけで安心してたら実は手続き完了してなくて、商品が届き続けてた。

単純に忘れてた:3ヶ月前に買った2,000円くらいの小物、完全に記憶から消えてた。通販サイトの名前も思い出せない。

家族が使ってた:家族が自分の名義で買い物して、払うの忘れてた。

携帯解約後の請求:携帯解約したけど、最後の月の料金とか解約金が未払いだった。

引っ越し後の家賃:引っ越したけど、旧住所の最後の月の家賃とか原状回復費用が未払いだった。

本物か詐欺か見分ける方法

残念ながら、有名な弁護士事務所の名前を使った詐欺もあるので、ちゃんと確認しましょう。

確認ポイント どうやって確認するか
封筒やハガキのデザイン 公式サイトにサンプルが載ってるので見比べる。黄色とか赤色の派手な封筒が特徴。
電話番号 通知書に書いてある番号が、公式サイトの番号リストにあるか確認。
請求内容 何の債権か、いくらか、いつのものか、ちゃんと具体的に書いてあるか。
怪しいと思ったら、通知書に書いてある番号じゃなくて、自分で公式サイトを調べて、そこに載ってる番号に電話して確認してください。

無視したらどうなる?

詐欺っぽいし、怖いから無視しよう」って思うかもしれませんが、これが一番ヤバいです。

本物の督促だった場合、こうなります。

まず督促が続きます。

電話も手紙もガンガン来るし、遅延損害金がどんどん増えます。

次に最終通告が来ます。

払わないと裁判しますよ」って内容です。

それでも無視すると、裁判所から「支払督促」とか「訴状」が特別送達で届きます。

そして最終的に強制執行。

給料とか預金とか、財産が差し押さえられます。

マーシャルアーツは「少額でも訴訟する」って明言してるので、他の債権者より早く裁判に持ち込まれる可能性が高いです。
だから早めの対応が本当に大事です。

弁護士法人マーシャルアーツからの督促は、だいたいこんな理由です。

  • ネット通販の後払い(ZOZOTOWN、GMO後払い、NP後払い、atoneとか)
  • 携帯電話料金(ドコモとか)
  • 家賃の滞納
  • クレカやローンの未払い
  • その他の商品・サービス代金

マーシャルアーツは「なんでも回収する」弁護士事務所で、少額でもガンガン訴訟してきます。

だから督促を無視すると、あっという間に裁判になる可能性があります。

督促が来たら、とにかく無視しないこと。

内容を確認して、ちゃんと対応することが一番大事です。

どうしても払えないとか、納得いかないって時は、別の弁護士や司法書士などの専門家に相談するのもありです。

チェック こちらでは借金の専門家に無料で相談が可能です。